タクシー運転手は稼げない?福岡の現役タクドラが2026年のリアルを話します

タクドラの小ネタ

こんにちは、塩っペです!

1か月乗務すれば3回は聞かれるこの質問に対して、率直に答えていこうと思います。

タクシーって儲かるんでしょ?

塩っペ
塩っペ

そうでもありません!

こう言い切ると「いやいや、塩っぺのやり方がいけないんだよ」って言われそうですね。笑

確かに上げる人はものすごい金額を上げてくるから、人によっては儲かるのかもしれません。実際僕の会社にも、僕の倍くらい上げてるんじゃないかって人もいますし。

だけどだからといって「月12回乗務で月収60万!」ていう広告の文言みたいな夢を見て飛び込むと、入社後のギャップがすごいかもしれません。以前この記事で書いた通りです。

タクシー運転手ってきつい?福岡の現役タクドラが語るホンネ番外編【求人広告のワナ】
「年間休日233日で月収60万」そんなコピーをみて「タクシーっていいな」と思っているそこのあなた。うまい話には必ず裏がありますよ。

求人広告って、どうしても景気の良い数字ばっかりが目立ちますよね。

ランキングの上位10人にだけスポットライトを当てて、さもそれが業界全体の共通事項かのように。

そんな広告が一般の人の目にも留まるような場所に出るから、それを見たお客さんが気になって聞いてきてるんだと思います。

それに対する僕の率直な回答は「儲かる人はものすごく上げるけど、卓越したセンスがあるか、限界ギリギリまで残業してるかだと思いますよ」って感じです。

少なくとも僕にはマネできません。

儲かるのってどんな人?

僕より2時間出庫が遅くて、同じ時間に帰庫する。昼寝してたらいつの間にか2時間経ってたなんてお茶目な面がある一方で、ほとんどの場合僕よりも5,000~10,000円多く上げてくる。

そんな後輩くんがいるんです。

どれだけ暇な日でも、コンスタントにそれなりの金額を上げてきます。一緒に洗車しながら「すごいよね~」なんて言ったら「いやいやそんな大したことないですよ~」と。

あの爽やかボーイめ。今度見かけたらどんな走り方してるのか、ひたすら尾行してやろうかって目論んでいます。笑

その他にも、ツイドラさんや会社の人たちを見ていると、本当に儲かっている人には、たぶんこんな共通点があるんじゃないかな、という推測ができてきます。

・空車時間が短い(実車率が高く効率◎)
・お客さんの多い場所、時間帯を知っている
・イベント・繁忙時間への対応がうまい
・アプリと流しの使い分けがうまい
・休憩の取り方がうまい
・そもそもの乗務時間が長い

例えば先ほどの後輩くん、夜になると流しのセンスが光ります。僕が「あ~、ひま。帰ろかな。」と空っぽのタクシーの中でボヤいている間に何組も乗せて売り上げを積み上げているようです。

僕の相番さんは担当車の日報バインダーに、主要イベント会場のスケジュールと予想人員、終演時刻を書いた表を挟んでいました。なんてシゴデキ!

僕の出庫時に帰り支度をしている先輩は、朝の9時出庫で朝の5時帰庫だそうで、毎回ランキングの上位を独り占めしています。体力どうなってんねん…。

そのほかにも、信号のタイミングまで見切る抜け道マスターや、ニッチだけど確実にニーズを仕留める穴場の達人みたいな人もいて、工夫の仕方は十人十色。

じゃあ僕はどうなのか。

残念ながら、上に挙げた「儲かる人」の特徴はほとんど満たしていません。笑

だから「タクシーは儲からない」と言い切るのはちょっと乱暴で、「やり方によって収入差がかなり大きく出る仕事」くらいが正しいかもしれません。

塩っペは転職してどう変わった?

そんな僕の給料、タクシーに転職してどう変わったのでしょうか。

結論から言うと、前職の給料からは増えました。でも世間がイメージするほど爆発的に増えたわけでもありません。

前職の年収は額面で約320万。タクシーに転職してからは年にもよりますが360万円ほど。

「月12乗務で60万、年収720万円かよ!スゲーじゃん!」と夢を見て転職したわけではないので「前の仕事よりもらえてるからいいよね~」と呑気にやっています。

年収720万のキラキラした世界を想像していたら、今ごろ膝から崩れ落ちて売上だけひたすらに追いかけるドライバーになっていたかもしれませんね。

Xでアンケートを取ってみた

この記事を書くにあたり、Xでアンケートを実施しました。ご回答いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。

儲かりますよ!という人もいる一方で、「まあまあ…?」や「全然儲からんわ!」という人が多数派。「タクシーは誰でもガッポリ稼げる仕事」というわけではないようです。

僕が転職した2023年、コロナ禍がまだ続いている頃であれば結果は違ったのかもしれません。

福岡エリアの運転手は2割ほど減ったなんて話も聞いていました。いわば供給不足状態。行く先々でお客さんに拾ってもらえるし呼んでもらえる、非常においしい状況でした。

ところが、その後は求人広告などの影響もあってか、タクシー運転手が増えていきました。

今の福岡は、以前に比べて空車のタクシーが増えたように感じます。

「昔よりアプリが鳴らなくなったな」

「以前ほど簡単にお客さんを拾えなくなったな」

そう感じているのは、どうやら僕だけではなさそうです。

まとめ

今回はお客さんによく聞かれる「タクシーって儲かるんでしょ?」に対する僕なりの回答を紹介しました。

確かに僕自身、前職と比べれば年収は上がりました。しかし求人広告にあるような、人生が変わるほどの差はありません。

そう考えると求人広告の「月12乗務で月収60万」は「そういう人もいるにはいるけどほんの一握り。実際はそうでもないよ」というのがリアルなようです。

エリア、会社、導入している配車アプリ、自社無線の有無によっても変わってきます。もしこの記事を読んでいてタクシー業界に転職を考えているという方は、面接や転職エージェントに聞いてみてください。

今日は以上です(`・ω・´)ゞ

おまけ|アンケートの珍回答

アンケートを投稿した際「自由回答が欲しかった」とのお声をいただきました。次回からはそちらもご用意しておきますね。

今回はリプ欄での自由回答としましたが、その中でもユニークかつ辛辣な回答がうさおさん。

書こうとしていた内容が頭から飛ぶ勢いで笑わせていただきました。次回もよろしくお願いします。笑

ではでは。

コメント

タイトルとURLをコピーしました