タクシー運転手にとって長距離はうれしい?現役ドライバーが本音で答えます

タクドラの小ネタ

こんにちは、福岡のタクドラ4年生塩っぺです!

今回はお客さんからよく聞かれるこの質問について答えていこうと思います。

長距離ってうれしいの?

塩っぺ
塩っぺ

基本的にはうれしいです。でも「長距離=必ず当たり」ではありません。

僕の感覚では大当たりが1割、当たりが7割、小当たりが2割ってところでしょうか。笑

タクシー運転手の醍醐味と言っても過言ではない長距離のお客さん。

ちなみに僕が言ったことがある長距離をいくつか挙げておくと、

・天神~JR八幡駅

・福岡空港~水巻町頃末南

・伊都営業所~唐津市中原

・干隈~嘉麻市山野

・堤~久留米市日吉町

どれも1万円超の、いわゆる「万舟」と呼ばれるもの。タクシー業界では、こうした高額な乗車を「万舟」と呼ぶことがあります。たぶん競艇用語が由来です。

八幡駅なんて2万円超えました。あれほどの長距離はそうそう引けるものではありません。

年末の深夜、凍てつく寒さの山の中、必死に手を振るおじさんがいた
バスオタクで近くにバスの営業所があれば立ち寄る塩っペ。この日は昭和バスの伊都営業所に寄道したんですが、そこには途方に暮れたおじちゃんが…。

伊都営業所から唐津なんてブログに書いちゃったくらいですからね、テンションは上がるものです。滅多にないことだから、うれしいのはうれしい。だけどそうじゃないところだってあるんです。

ということで、長距離について書いていこうと思います!

売上を考えると嬉しい

長距離の乗車は1回だけで大きな売上になります。

さっきまで20,000円ほどだったメーターが、一気に30,000円を超えるんですから。それが昼間だったら心の余裕につながります。

塩っぺ
塩っぺ

昼休憩の前なのに、もう30,000円超えてるよ~!

今日の仕事は楽勝かもな~!

なんて思っちゃいます。今日はちょっといいお昼ご飯食べちゃおうかな~とか。

さっきまでのメーターからケタひとつ一気に上がるわけですから、テンションの上り方は段違いです。

ちなみに前述の干隈~嘉麻市山野は昼前の出発で到着が14時頃でした。

調べたらいろいろとグルメ情報が出てきたんですが、それからお店に向かって食べて…としていると16時くらいになっちゃいます。

すると福岡への帰り道の渋滞が始まるかも…?

後述の時間効率のパートでも詳しく書きますが、渋滞にハマってしまうと売上も上がらないまま時間だけが過ぎてしまうので、泣く泣くゆめタウン飯塚に立ち寄りマクドナルドでサムライマックを食べました。

いつも食べている昼マックよりは、リッチでしょ…?笑

時間効率を考えるとイマイチなときも

1回で10,000円超になる長距離ですが、時間効率を考えるとイマイチなことがあります。

帰り道もお客さんを乗せられたらいいですが、基本的にそんなことは稀です。

よほどの強運でもない限り、復路は空車で戻ってくることになります。

1時間かけて行って10,000円上がっても、1時間かけて空車で帰ってきては時間単価は5,000円ということになります。

もちろん、帰り道で営業できる場所に戻ってくれば、その後の乗車で売上を作れます。

だから「1万円の長距離=時給5,000円」と単純に決まるわけではありません。

ただ、長距離で遠くまで行けば行くほど、その帰り道にどれだけ時間を使うかは重要になります。

塩っぺ
塩っぺ

とはいえ、せっかくのロング。帰り道までせかせかしたくないので、コンビニによってカフェラテでも買って、の~んびり戻ってきますよ☕

行先にもよる

同じ10,000円の距離でも、僕の場合はその行先で嬉しさの度合いが変わります。

福岡市内から、都市高速を使ってスッと行ける場所なら「よっしゃ!ありがたい!」となります。

一方で、一般道を延々と走るようなタイプの長距離だと、同じ10,000円でも「結構時間使うなぁ…」と思うことも。

さらに降車後に営業エリアに戻りやすいか、帰り道が渋滞する時間帯かどうかでも変わってきます。

つまり「長距離ならうれしい」というよりも「効率よく売上を作れる長距離が一番オイシイ」ということになります。

まとめ|長距離はやっぱりうれしい

今回はお客さんから聞かれる「長距離ってうれしいの?」に対する僕なりの答えを紹介しました。

やっぱり長距離ってうれしいです。普段なかなか行かないような場所に行くわけなので。

いつも同じ場所ばっかりだと飽きちゃうんですが、そんな中で遠くに行けると良い気分転換になるんです。普段見ない景色って、それだけで新鮮なんです。

それでメーターが大きく上がるのは気持ちいいですし、その日の売上にも大きく貢献してくれます。

ただし、長距離なら何でもうれしいかというとそれは別のお話。

行先、時間帯、渋滞、復路での営業のしやすさまで考えると、「近・中距離を何本か繋げたほうがよかったな」と思うこともあります。

それでも滅多にない長距離の高揚感はタクシー運転手の醍醐味。

メーターが1,000円、2,000円…と上がっていくのも楽しいですが、10,000円を超えて「遠割」の表示が出るとやっぱりテンションは上がりますよ。

だから僕は、長距離が好きです。

いろいろな要素を加味すると微妙な時だってありますが、長距離が好きです。

今日は以上です(`・ω・´)ゞ

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