タクシードライバーの配車アプリあるある!(共通編)

タクドラの小ネタ

こんにちは、塩っペです!

前回、前々回と僕の会社で使っている配車アプリGOとDiDiについて書きました。今回はそのどちらを使っても、またはほかの配車アプリでもおそらく起こっているであろうあるあるです。

システムや仕様は違えどやっていることは同じなのできっと共通なんだろうなと思いながら書いてます。

独特の名前で登録してる人がいる

配車を取って注文情報を見たら乗客の名前が表示されるわけですが、その多くが本名で登録しているから何の変哲もない名前が出てくるんです。

山田太郎とかそんな感じで。たまに「この人の名前変わってんなぁ~」って思う人はいますけども。僕の本名は日本国内でもそれなりに人口のいる名字なので、道明寺さんとかを見ると「画数は多そうだけどいいよなぁ~」なんて思ったりしています。

ただそんな中にも一定数いるんですよ。酒の席で悪ノリして変な名前登録しただろって人とか、独特の主張を感じる人とか。個人を特定できないよう配慮の上で一例を紹介していきたいと思います。

・見バレ防止?A、Jなどアルファベット1文字

・神の敵対者「サタン」

・下ネタもいいところ。ちnk太郎

・六角形という単語。待ってたら全身六角形だらけの人が出てきた

他にもいろいろありました。Xのハンドルネーム的な感覚なんですかね。

書きながら思い出しましたが、「40代女性」の表示と共にものすごいギャルっぽいキャピキャピした名前(笑)が表示されたことがありました。

これが例えば20代前半だったりならまだわかるんですが、その年でそのキャピ感。しかも名前の後に☆までついてるのはちょっとキツいものがないか…?そう思いつつ向かうと、ものすごく不機嫌な化粧濃いめの女性が乗ってこられたことがありました。名は体を表すというのはこういうところでも出るのかもしれませんね。

ちなみに一度、某球団の選手名でアプリ配車がかかったことがありました。

「またまたぁ~、そんな有名人が乗ってくるわけないやんかぁ~」と思いながら向かったらしっかりご本人でした。そこは本名なんかい!と思いつつ、野球観戦のお客さんの時には「実はこのタクシーは以前…」という話題になってたりします。

乗車地点のピンが微妙なところに立つ

特に雲が分厚い悪天候の日に起こりがちな気がしますが、マップ上で迎車地を示すピンがどうも止めづらい場所に立つことがあります。交差点のど真ん中とか。そこ止められんよって。

あとGPSの調子が悪いとこういうことにもなります。基本的に迎車ピン優先で向かいますが、あまりに離れた場所に人型アイコンが出ると心がざわめきます。

目的地の設定間違いでとんでもない行き先が来て焦る

いつも通りアプリが鳴って、いつも通り受け付けて、行き先を見るとびっくりすることがあります。おそらく他県から来たお客さんがいつもの感覚で配車注文をしちゃったんだと思うんですが…。

迎車地点:福岡市中央区渡辺通

降車地点:横浜駅

そんなばかな…と思いました。これで本当に横浜駅だったらおそらく翌日あたりに塩っペはニュースに出ていると思います。よくある「長距離で実はお金持ってなかった」的な事件で。

ご乗車のお客様に確認したところ、いつも横浜駅にタクシーで行っており、その時の設定がそのままになっていたとのことでした。

ちなみに正しい行き先は駅南のホテルでした。流石に知っている地名が出てきたのでホッと胸をなでおろしました。

似たようなことを同僚運転手も言ってましたね。京王線の橋本駅に行くのかと思ったら福岡市地下鉄七隈線の橋本駅だったんだとか。

アプリ決済・Go Pay払いでの領収書問題

配車アプリにはオンライン決済機能として、DiDiには「アプリ決済」、GOにはGO Payがあります。車内での現金収受がないため、お客さんはすっと降りられるんです。

運転手からしても釣り銭が減らずに済んだり、一瞬で降車が済むので助かる機能ではあります。

ただその反面厄介なのが、車内での領収書発行ができないこと。

理由としては二重発行となってしまったり、クーポンが適用されているかが運転手にはわからないため、実際の決済金額とは異なる領収書が存在してしまうことになるなどがあるそうです。

両アプリの利用規約を読んでも車内での領収書発行ができない旨の記載はあるのですが、そもそも利用規約なんて読んでいる人のほうが稀でしょう。自分のことを振り返っても、何かしらのアプリをインストールして規約まで確認しているものなんてありません。

「利用規約に同意しました」みたいなところのチェックボックスを目指して高速スクロールして、チェックだけつけるのがほとんどだと思います。なので車内で言われてから知ったなどという人がおそらくほとんどなんでしょう。

だから車内で領収書なんてもらえて当たり前なんて思っちゃうのも理解はできます。理解は。だけど渡せるかといえばそれは別問題です。

会社が紙でしか領収書を受理してくれない、わざわざPDFを印刷するのが面倒、などなど理由はあるんだと思います。だから欲しいっていうお客さんには渡したいんです。ボタン一つ押せば出てくるんですから。意地悪したいわけじゃないんです。一部の汚客を除いては。

どうしたものか…。

まとめ!

僕の会社では2つのアプリを使っていますが、UberやS.Rideでも似たようなことは起こっているのかもしれません。

アプリ自体はとても便利なもので、乗務員と乗客双方にメリットのあるものだと思っています。特に郊外の住宅街で主要道路まで距離があるような場所では、玄関前までタクシーが来てくれるだけでも大助かりでしょう。運転手からしてもお客を探す手間が省けます。

その反面、デメリットや不便な点が存在するもの事実です。これからそれが少しずつ改善されていくといいなぁと思う塩っペなのでした。

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