こんにちは、塩っぺです!
前回こちらの投稿で配車アプリGOのあるあるについて書きました。本当は書ききれてくって、公開してからも「あぁ、そんなのもあったな」と思い出したりしてます。
さて今回はDiDi編です。
配車アプリDiDiあるある!
以前はドライバーのグレードによって使用感が異なり、最下位グレードのプロンズだと短距離注文ばっかり飛んできたり、最上位プラチナなら注文受信時に行先が分かったりと明確なランク分けがされておりました。
ログイン時間と注文受付率に基づいたグレードで、プラチナになるにはログイン時間110時間以上かつ注文受付率80%以上という2つの条件をクリアする必要がありました。
閑散期にクリアするのは割と簡単で、アプリを受付状態にしてしっかり注文を取っていれば難なく翌月のプラチナグレードを獲得できたんです。
難しいのは繁忙期。流しでお客さんが拾えるようになってくると気がつけば1日のログイン時間が3時間しかないなんてざらでした。
「次の乗務ではしっかりログイン時間稼ぐぞ!」と意気込んでもいざその時になるとやっぱり流しで乗せちゃうんです。そうして1ヶ月経過して、ログイン98時間(あと12時間たりない!)という事態に陥ってしまうわけです。
あとプラチナグレードになったからって安心は出来なくて、受付前に目的地が見えると持ち前の怠け症が災いするんです。
迎車距離3.2kmなんて書いてあると目的地次第では「これだけ走らされてワンメーターだな」とか何かしら言い訳つけてスルーしちゃうこともしばしば。
そうすると今度は注文受付率が下がっちゃって、月末に(以下略)
今はグレード制度は無くなり、全ドライバー一律に目的地が見られるようになっています。(長距離注文の配信はやはり成績優秀者だけなんでしょうか…?)
そんなDiDiのあるあるです!
迎車地と目的地を見て一瞬迷う
よほどの固い意思をお持ちの人か、よっぽど暇な日で久しぶりに鳴ったかでもない限り誰しもが経験する迷いだと思います。
例えば迎車が藤崎で目的地がその手前にある西新駅(地下鉄営業距離にして直線1.0km)だったとして、今自分がいるのが桜坂だった場合。
いやぁ…ごめんけど行きたくない…。手前の六本松でお客さん乗せそうやもん…。
もっとよく来るのが春吉から中洲です。
迎車にかかる時間を考えたら歩いた方が早いぜ☆ってこともしばしばです。
DiDiパートナーの注文受信音がUnder the Sea
アプリかライドシェア対応を始める準備段階くらいのタイミングでDiDiは、それまでのアプリとは別にDiDiパートナーという新たなアプリをリリースしました。
これにより迎車地と目的地が受付時に見れたり、降車後に乗客評価の点数を付けられるようになりました。
使いやすいかと言われれば…(咳払い)
で、アプリの仕様もガラッと変わったわけですがその中でも以前とまったく違うのがアプリアラートの通知音なんです。
DiDiドライバー(旧アプリ)の時は「リンリン♪」とベルの音だったんです。音程もそこそこ高かったのであまり聞き逃すということはありませんでした。あと実車中に受付を切り忘れて鳴らしちゃったとしてもそこまでうるさくはならず、しかも1回きりしか鳴らないからあまり気になりません。
それがDiDiパートナーになると「ぽこぽこぽんぽんぽん♪」というなんとも呑気なメロディになりました。しかもそれが配信中ずっと鳴り続けるんです。確か8秒間とかだったと思います。
しかも音がベルのような、明らかに何かのお知らせですみたいな音でもなく、かといって電子音のピピピッ!という音でもない。
例えるならカリブ海に浮かぶ島国トリニダード・トバゴで生まれたスティールパン。楽器名だけじゃ想像がつかない方は『リトル・マーメイド』でお馴染みのUnder the Seaのイントロ部分を思い浮かべてみてください。0:11から金属的な、だけど柔らかい音色が流れると思います。0:56でも流れます。
こんな陽気な音で「ぽこぽこぽん!ぽん!ぽん!♪」て鳴るんですよ。
ちょっと音程が低くなったから音量を大きめに設定しておかないと、エアコンやロードノイズで聞き漏らします。かといって大きめにしたらしたで今度はやかましい。なんと悩ましい…。
「配信タイムアウトしました」が未だによくわからない
前述の「ぽこぽこぽんぽんぽん♪」が鳴ったから取ろうと思いタブレットをタップすると、稀に(1日に2回くらい)その注文を取れていないことがあるんです。
受付できずに元の地図画面に戻ることもあり、「他のドライバーが先取りしました」という表示が出ることも。その2つはなんとなくわかると言いますか。まぁ、とりあえず取れなかったんだなぁと。
ただもう1つ表示される文言があって、それが未だに謎なんです。
「配信タイムアウトしました」
タイムアウト…?想像されるのは乗客側アプリでタクシーのアイコンがぴょんぴょんしながら配車可能な車両を探している場面となかなか捕まらないなぁと待ちぼうけのお客さん。
そして無慈悲に切り替わった画面に表示された「配車可能な車両が近くにいません」という文字。
このタイミングと同時に配信されちゃった注文が「配信タイムアウト」なのか…?
ただそうするとますます謎が残るんです。というのもこのメッセージが表示されるのって通知音が鳴ってから3秒くらい経ってからが多いんです。基本的に8~10秒ほど鳴るのが普通のDiDi配車。
さあこれはどういうことなのか。謎は深まるばかりです。
番地まで入力されていない注文で変なところに行きそうになる
DiDiでは目的地を入れないと配車注文ができないようになっていますが、必ずしも住所を細かく設定する必要はないようです。なので時として住所の番地までは入っていない状態で配車注文を受け取ることもあります。特にお店がお客のためにタクシーを呼ぶ場合に多い気がします。
そのため目的地は「福岡市中央区大名」などとなり、大名のどのあたりで降りたいのかは乗客に聞いてね状態。それがよくある行先であれば、時間帯や客層から判断してどのあたりまで行きそうかある程度の見当は付きます。
前述の大名地区であれば、夜ならクラブや飲み屋がある方面だろうなだとか、カッチリとしたスーツでキメていたりすればリッツカールトンだろうな、とか。
ただ過去に一度、我が目を疑ったことがありまして。
…山?
時刻は日付が変わった0時。早良区のとあるスナックからのご乗車でした。テンションが上がる距離ですがマップを見て色々と想像を巡らせてしまうわけですよ。
こんな時間にこんな山の奥深くに行ってイノシシに体当たりされんだろうか。
お客を降ろそうとドアを開けた瞬間に「乗せてくれ」と言わんばかりにニホンザルが乗ってきたらどうしようだとか。
助けを求めようが周囲100mに誰もいない状況。強盗にでも遭えば生きて帰ってはこれまいぞだとか。
この時間にこんな山。そして出てくるのはスナック。日々の溜まりに溜まった鬱憤を吐き出しにお店に来たが、酒では晴れぬ悩みに嫌気が…いよいよ山中で一人麻縄を取り出し…。
幼少期からそういった方面への変な妄想力は逞しい傾向にあったので、これくらいのことは5秒もあればシナリオ出来上がります。
待つこと数分、女性が乗車。経路確認の際、真っ先に聞きました。
「行先が女原の山の中になってるんですが」
杞憂もいいとこ。イノシシもサルもいない、道路の北側にある住宅地でした。
よく乗せるお客さんは行先でわかる
決まった時間、決まった行先でタクシーを利用されるお客さんは一定数いらっしゃいますよね。職場までだったり、通院だったり、日々のお買い物だったり。
DiDiは目的地表示があるのでそれが分かりやすいです。2、3回乗せるとどんな人だったかや名前まで覚えちゃいます。通るルートの指示はこうだった、足の不自由な人だった、急ぎだった、などなど。
仕事上で役に立つかと言われればそこまで大きく変わることはありませんが、どちらかと防衛的な意味合いであってよかったと思う機能ではあります。
「前にこの住所のお客乗せて揉めたな」、「あのやたら横柄なおっさんか!」などを住所とともに覚えていれば少なくとも2度目は避けられるわけで。よく車庫で同僚と会った時などには情報共有しています。そして「おれもそれ乗せたことある!」という偶然で盛り上がったりも。笑
呼び方に「ディディ」派と「ディーディー」派がいる
これは乗客にも運転手にも言えることですが、DiDiとローマ字表記されると読み方に迷いが生じるのか「ディディ」と読む人と「ディーディー」と読む人がいます。
ちなみに僕は「ディディ」派です。
公式にもフリガナは「ディディ」となっていますね。
呼び方なんてどちらでもいいと言ってしまえばそれまでだし大した問題じゃないんですが、「ディーディー」呼びをするお客さんと話すときなんかは、自分も合わせて呼び方を変えたほうがいいのか…?と考えてしまいます。
まとめ!
DiDiあるある、いかがでしょうか。他にもこんなのあるよ!と言うものがあればぜひポストのリプや当ブログのコメントにお寄せください。まだ書ききれていないあるあるも残っているので、また貯まったときに続編を書くつもりでいます。どうぞ気長にお楽しみに。
次回はどの配車アプリでも共通して起こるあるあるをご紹介する予定です!
それではまた次のブログで!
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