わーい褒められた褒められた

乗務日誌

こんにちは、塩っペです。

GWが始まりましたね。世間では長くて11連休と羨ましい限りな大型連休を謳歌している人がいる一方で、我々タクシードライバーにそんなものは縁のない話。

むしろ世間が休みのときこそ稼ぎ時という風潮すらありますよね。というかどうせ輪番制だから平日・週末かかわらず乗番が休みなら休みだし、乗りであれば乗りなんです。

だからこそド平日に明け+公休2日で実質3連休が取れたりして、カラオケ行ってもテーマパーク行っても空いてるから僕はむしろ今のほうが色々と楽しんでいるんですが。

とはいえ休日になると人々の動き出しが遅くなる分あんまり午前中に稼げず、夜中にヒィヒィ言いながら走っています。

特にGW初日である26日(土)は本当に調子悪くて、なかなか実車が繋がらない一日でした。

だけど、お客さんから褒めていただいて良い一日だったんです。

「こんな運転だったら安心しておしゃべりしてられる〜!」

マークイズから博多駅まで、女性1人と男性2人のお客さんでした。山口から来たそうです。

最初は男性陣メインで博多のおすすめのお店や何が食べたいかなどを話していたんですが、その中の紅一点の女性がぼそっと一言。「運転手さんのこんな運転だったら安心しておしゃべりしとけるんよね〜。行きしの運転手さんジェットコースターやったけね〜」と。

安心しておしゃべり。なんと耽美な響きなことか。

それだけお客さんが車内で快適に過ごしているということですよね。

例えばこれがビジネス客であれば「速さ>快適性」なのかもしれませんが、連休中だし旅行客だし。「快適性>速さ」と判断し、乗り心地に全振りした運転をしておりました。

というかいつも乗り心地優先で走っているんですが。

そんなことを思ってると、僕の隣をロケットみたいな速さでどっかのコンフォートがカッ飛んでいきました。

ああ、まさにあんな感じだったのかな…。この人たちを乗せた行きのタクシーって。

手前味噌になりますが、僕の運転って揺れないほうなんです。

緩やかな加減速、ショック0停車、カーブ遠心力消し、色んな要素を兼ね備えた寝れる運転。走るゆりかご。

スマホ見て、気がつけば目的地に着いている。

妻をはじめとする数名が、僕の運転に慣れすぎたせいで他の人の車に乗ると酔うようになったって言ってました。

中毒性があるようです。

用法・用量をお守りください。

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